数々の賞を受賞したレストラン「レイクロードキッチン(Lake Road Kitchen)」
レイクロードキッチン はどんな店?
イギリスの湖水地方、アンブルサイド(Ambleside)の中心地に、 レイクロードキッチン(Lake Road Kitchen) はあります。
アンブルサイドの隠れ家的なお店、 レイクロードキッチン 。
メニューはテイスティングメニューのみ、シェフがこだわる地元の食材を最大限に生かしたメニューです。
シェフはジェームスクロス(James Cross)とゆう男性で、彼は以前に、イギリスのレストラン情報誌The World’s Best 50 Restaurantsが選ぶ「世界ベストレストラン50」第1位にこれまで4度も選ばれたデンマーク、コペンハーゲンにある超一流レストラン、ノーマ「noma」にて経験を積んだ男でもあります。
また、ジェームスクロスは、イタリア、ローマの3つ星レストランLaPergola、アメリカ、ニューヨークの3つ星レストランPerSeでも修行していたことがあり、その腕前は確かなもの。
また、 レイクロードキッチン は数々の賞を受賞しました。
- 2021 NATIONAL RESTAURANT AWARDS TOP 100 UK RESTAURANTS: NO. 78
- 2020 GOOD FOOD GUIDE TOP 50 RESTAURANTS IN THE UK: NO.26
- 2020 AA GUIDE: 3 ROSETTES
- 2020 SQUARE MEAL TOP 100 UK RESTAURANTS: NO. 48
- 2020 HARDEN’S GUIDE TOP 100 UK RESTAURANTS: NO. 51
シェフの経歴がすごすぎる!
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レイクロードキッチン へはどうやって行く?
London Euston(ロンドン ユーストン)駅から、Lancaster(ランカスター)駅まで電車で約3時間、乗り換えをして約40分でWindernere(ウィンダミア)駅に着きます。
そこからバスに乗り、約30分でアンブルサイド(Ambleside)市内に着くことができます。
お店は、アンブルサイドの街のほぼ中心に位置します。
カーテンが閉め切られているので中は見えませんが、ドアにあるインターフォンを鳴らすと中に入れてもらえます。
完全予約制なので注意してください。
見えないから逆に気になっちゃう!
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そのお値段は・・・?
メニューは2つのみ。
8コース 90ポンド
12コース 145ポンド
(※2021年10月より、8コース 95ポンド / 12コース 155ポンドに変更になります。)
日本円にすると、90ポンド→約13,500円、145ポンド→約21,750円(1ポンド=150円)と、結構な料金になります。ただ、この値段であの「Noma」で修業したシェフの料理を食べれるなら妥当なお値段かもしれません。
※ドリンク、サービス料は別途かかります。ご注意ください。
ドリンクは何を飲む?
私は初めに、「Monkey 47 Gin」をジントニックでいただきました。
グラスの中にはベリーが入っていて、ピンク色でとっても可愛いくてテンションがあがります。
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その後は、料理に合わせて店員さんに選んでいただいた白ワインと赤ワインをいただきました。
ワインの事がわからなくても、店員さんはとても優しく丁寧に教えてくれます。
大満足のコース料理
私は今回 12コース 145ポンド のコースを選びました。
アンブルサイドに来ることはあまりなく、どうせなら全て食べてみたい!の一心です。
1.house pastrami ox tongue
一口サイズの前菜。
香辛料で調味した牛タンの燻製と、小きゅうりのピクルスです。
牛タンに、酸味の効いたきゅうりのシャキっと感がとてもよく合います。
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2.house bread
ホームメイドのパンと、6か月熟成させて作られた自家製バター。
パンの中がフワッフワのモッチモチで手が止まりません。バターも濃厚で力強いお味。
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3.snail cooked with port sauce
こちらは、なんとカタツムリです。
ポートワインのソースに、味噌のペースト、パセリソース、そしてnasturtium leafとゆう、クレソンの仲間でもある、食べられる植物で飾り付けされています。
食べなれない物ですが、コリコリと歯ごたえの良い食感で、食べ応えがあります。弾力があり、なんとなく貝に近いものを感じます。
ポートワインのソースの甘さと味噌が味を抜群に引き立ててくれます。
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4.Korean fried chicken
韓国スタイルのコリアンチキンだそうです。
日本でも大人気のコリアンチキンですが、イギリスでも有名です。私は実はイギリスに来て初めて食べました。
こちらのお店ではまず初めにチキンの部位を選びます。私は店員さんのおすすめ「ウイング」にしました。
日本のから揚げと違うのは、外側のザックザクの衣です。
衣がザクザクで、中の身はしっとりしていて、これはもう完全に癖になります。
今まで食べたコリアンチキンで圧倒的にNo1です。
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5.Prawn toast
海老のプラウントースト。
キエフのように周りはパン粉で揚げられていて、中にはフワッフワの海老とすり身とともにガーリックバターがジュワッと溶け出し、食べる者を夢中にさせます。
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6.Smoked salmon
スモークサーモンがスープの中に漬かっています。
この透明のスープはなんと、トマトコンソメです。
色は透明なのにしっかりしたトマトの甘みと酸味がして不思議です。濃縮したトマトの旨味が味わえます。
サーモンとの相性もバッチリ!
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7.King Crab leg
キングクラブは英名で、タラバガニです。
丁寧に焼いたタラバガニを、2種類のソースでいただきます。
一つは、スプルースとゆう木の葉とマヨネーズで作ったソース、
もう一つは、たまり醤油のソースです。
タラバガニは身がしっかりしていて当たり前に美味しいです。
こちらは、写真で2人分になります、シェアして食べてください。
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8.confit beef dripping onions
時間をかけてゆっくり丁寧に調理した牛肉と玉ねぎのスープ。
タイムオイル、ボーフォールチーズ(Beaufort cheese)とゆうフランス産のハードチーズがトッピングされています。
柔らかく味の浸みた牛肉と、牛肉の脂が溶け出したオニオンスープがこれまた絶品です。
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9.Saffron pine nut mushroom risotto
サフランで煮たパインナッツと生のマッシュルームのリゾットです。
生のマッシュルームは新鮮じゃないと食べることができないと言います。
サフランの芳しい香りと、マッシュルームがリゾットととても合います。
色合いもとても鮮やかで目から楽しめる1品。
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10.Cod with wild garlic
鱈に、ワイルドガーリックとヴィネグレットソースがかかった1品。
ヴィネグレットソースの酸味とワイルドガーリックのパンチが、淡白な白身魚を大変身させます。
鱈はとても肉厚でプリップリ。
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11.BBQ pork chop
ポークチョップとスナップエンドウです。
ソースは、ワイルドガーリック、ケーパー、味噌で作られており、少し甘めのお味に仕上がっていました。
お肉がとにかく柔らかく調理されていて口の中でとろけるよう。
美味しくない訳がない!
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なんと、シェフからのサービスで余分にポークを頂きました!!
これにはとてもビックリ!!
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12.Berry marshmallow ice cream
その名の通り、ベリーとマシュマロのアイスクリームです。
マシュマロが入っているため、とってもクリーミーで濃厚だけど、ベリーの酸味がちょうどいいバランスをとってくれます。
甘すぎないけど女子が好きな大人な味です。
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13.Sable biscuit mascarpone ice cream
マスカルポーネのアイスクリームです。
付け合わせで、サブレビスケット、種が沢山乗ったシードクラッカー、イチジクのジャム、そしてトップにはオレンジのすりおろしてあります。
甘いアイスクリームを色々なものと合わせて食べられる工夫がしてあるのもポイントが高い!
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14.New York style cheesecake
蒸すようにじっくりと過熱されて作られた、ニューヨークスタイルのチーズケーキ。
クリームチーズの配合が多く、通常より濃厚でクリーミー。
ラズベリーのソースで味変も可能。
また、ラズベリーのソルベもついてくるのでサッパリお口直しもできます。
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Lake Road Kitchen の感想
素晴らしい食材を惜しみなく使い、14にも及ぶバラエティー豊かなで豪華なコースを楽しめました。
お店の中がカーテンで見えない分、とてもスペシャルな気分が味わえたこと、そして店内は清潔で綺麗になっており快適に食事を楽しむことができました。
お値段は安くはないけれど、世界一のレストランで修業したシェフの味が食べれるのは早々機会がないと思います。
アンブルサイドに訪れた際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
予約必須店ですので、訪店の際は忘れずにご予約お願いします。
※その他注意点
- スマートカジュアル ドレスコードあり(ウォーキングブーツ、パーカー、キャップ、リュックサックはご遠慮ください。)
- 14歳以下は入店できません。
- アレルギーの有無は予約前に事前にお伝えください。
- ご予約はホームページの予約フォームからお願いします。
店名: Lake Road Kitchen
住所:Sussex House, Lake Road, Ambleside, Cumbria, LA22 0AD
営業時間:17:00~20:00(ディナーのみ)
定休日:月・火
Web:https://www.lakeroadkitchen.co.uk/